初めて行く神社はなぜか裏?から入ってしまうことが多い。
階段を一段一段登っていくとキラキラっと眩しいくらいの光が現れ、
その光の中に入っていくように鳥居をくぐり
菅原道真公は、平安時代の学者であり政治家であり、合格祈願や学業成就の神様として崇拝され、天神様と呼ばれ古くから慕われている。
田丸神社は元禄15年(1702)2月に、京都北野天満宮より菅原道真公の御分霊を勧請され天神社としてお祀りされたのが創始とされる。
田丸で20年ごとに大火事があり、これを防ぐために八心思兼神(やごころおもいかねのかみ)、忌部神(いんべのかみ)を合祀して以来、大火はなくなった。
オモイカネは高天原の造化の三神の一柱で、最高司令神とされる高御産巣日神(たかみむすひのかみ)の子で、天照大神の天の岩屋にこもった天照大御神を外に出すための知恵をだした神様です。
なので合格祈願や学業成就の神として人気があります。菅原道真公と同じご利益ですね。
忌部神(いんべのかみ)は天太玉命(あめのふとたまのみこと)を祖としていて御殿の造営や祭祀具の調整し朝廷で祝詞を奏上するなど祭祀(さいし)を担当していました。
忌部氏はアメノコヤネを祖とする中臣氏と共に宮廷の祭祀を受け持っていました。要するに、天岩戸で活躍し、天孫降臨を共にした先祖の役割を引き継いで受け持ち続けたんですね。
その二柱を祀ったことで天災がなくなったのも納得します。
他にも明治41年の合祀政策により複数の神様が祀られています。
願かけなで牛
この牛をなでると学業工場、身体健全、家運降昌の願いが成就するといわれています。
天神山 筆塚
筆や鉛筆が小さくなりまた古くなって使えなくなった時、捨てずに筆塚に納めて下さい。皆さんと共に活躍した筆などに感謝の心を捧げ併せて学業成就・書道の上達を祈願する筆塚祭を行ないます。
こちらの階段を登ったところに、木花咲耶姫命が祀られている浅間神社がありました。木花咲耶姫命は天照大神の孫 ニニギに一目惚れされるほど美しく、そして安産の神様です。
たまる石 祓石
神社では必ず祭儀ごと祓の行事から始まります。「千度払い万度祓い」といわれるように祓は重ねるほどよいとされます。祓石はなでることにより悪しきため事を祓います。
左側のたまる石は、罪穢れを祓った後、串に願いを託この石に捧げると福がたまるとされます。
田丸神社
三重県度会郡玉城町大字下田辺 1041
この記事のライター紹介
伊勢乃志摩子WEBデザイナー&カメラマン&ブロガー&ユーチューバー
住まい:三重県志摩市横山展望台から見える伊勢志摩国立公園の中
高校時代からの趣味は写真📷ウェブサイト制作歴 22年
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2000年 ウェブサイト制作事業スタート
2016年 S・O・L・A・R・I・S始動
コマーシャルフォト・ポートレイト撮影
アルバム、フォトブック、パンフレット、名刺など印刷物制作、動画制作、SNS指導もやってます。
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