おととしの10月からあおさ養殖の作業工程を取材させて頂いていた浜口幸平さん(82歳)は志摩市波切で最初にアオサの養殖を始めた現役の職人さん。その浜口さんのお孫さんで、後継者となる山本祐司さん(28歳)に、今日は思いたったかのように突然お願いし、収穫前のあおさの状態を見せて頂きました。
場所は大王町波切の海。
次郎六郎海水浴場やパールブリッジ、ともやま展望台を海から眺められる場所です。
網にこんなに近づけたのが嬉しくてなかなか海中の中に潜れず・・
さー潜りますよー。せーのっ ドボンと右そでまくりあげた右手を海中に!!
神秘的の一言です・・・。
目に見えないほどだった種から綺麗な海で成長していくあおさ。9月頃はまだカラフルな網の色だったのが冬になるとすっかり緑色になり、この季節の風物詩となってくれています。
山本さんは朝の7時ごろ、船で養殖場に向かうとき、水面に薄い氷が張ってバリバリ割れていくのを見て水中での作業の冷たさを思い出し辛くなってしまうそうです。でも毎日必ず網の上げ下げの作業をしないと腐りを出してしまったり(アオサが腐ってしまうこと)、おそらくグレの小さい魚か何かが網の柵を潜り抜けて、あおさを食べてしまったりで駄目になってしまったりすることもあり気が抜けないそうです。
鴨が飛んでいきます。
海風にあたって船の上でこんな景色を見ていると寒さも忘れてしまいました。
この大量のブイは浮き張りといって常に網が潮に浸かっている状態でのあおさを養殖だそうです。
逆光ですが中央に和具のパールブリッジが見えました。
こんな面白い島もあって景観最高です!
波切の海は気持ちいいくらいどこを見てもあおさ網の竹でいっぱいでした。
相変らず天然なことを言ってしまい
志摩子「あー。かもめやー。」
山本さん。「あれは鴨です!」
鴨って泳いでるのは見たことあるけど飛んでるのは見たことがなかったです。
志摩子「あーーあの黒い鳥 魚くわえてる。」(くちばしが白くて黒い鳥を見て)
山本さん。「あれは 鵜です!」
くちばしが魚に見えました。
知らないくせに知ったかぶって口走ってしまうのやめないといけません(恥)^^;
いい年になってきているのに知らないことだらけでいい勉強をさせて頂きました。
今日はいろいろとご案内して下さってありがとうございました。(感謝)
一昨年の志摩子ブログ あおさ養殖の作業工程リポートの目次
この記事のライター紹介
伊勢乃志摩子WEBデザイナー&カメラマン&ブロガー&ユーチューバー
住まい:三重県志摩市横山展望台から見える伊勢志摩国立公園の中
高校時代からの趣味は写真📷ウェブサイト制作歴 22年
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2000年 ウェブサイト制作事業スタート
2016年 S・O・L・A・R・I・S始動
コマーシャルフォト・ポートレイト撮影
アルバム、フォトブック、パンフレット、名刺など印刷物制作、動画制作、SNS指導もやってます。
気まぐれに地域情報を投稿しています。
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