水揚げされたアワビ・さざえ・なまこ・トコブシなどをすばやく選別し、その場で仲買のせりにかけられる。
市場の一日の流れは朝7時に海老網、定置網、小型網、釣りの小物が揚がり
午前の仲買人は平均8人~10人
午後からは5人~6人
14:00になり入札台が運ばれ間もなくして入札開始のベルが鳴った。
水槽の中で泳ぐ生きたままの魚を
魚屋としての長年の目利きで迷わず次から次へと買い付ける。
場所は市場内へと移動になり、サザエやとこぶしの入札が行われる。
こちらの男性は山金商店代表の山本和博さん(65歳)
生まれてから学生時代の3年間を伊勢で下宿して過ごした以外の62年という歳月を、この宿田曽で生活してこられた。山あり海ありの自然の中、子供の頃の遊びはいつも山で遊ぶか海で遊ぶかのどちらかだったそうで、子供のうちに潜りを覚えたと話されます。
この宿田曽の自慢は、自然がまるっきり残っていること。昔は前に浜もあったそうですが、それでも昔のまんまの綺麗な海が今も変わらず目の前にあるということ。地元の魚は本当に美味しく良い値になる。まもなくビンチョウマグロも揚がってくる予定で、自然の状況により日によって揚がってくる魚も量も様々だけど、宿田曽で水揚げされた魚をより多くの人に食べて頂き、新鮮な魚の美味しさを知って欲しいと話して下さいました。
入札が終わって・・・
はじめは人見知りな気持ちで遠慮がちにコソコソ撮影していた志摩子でしたが、皆さんが「どこから来たの??」 「何の取材??」 「撮った写真は何に載るの??」と気さくに声をかけてくださるので人見知りな気持ちはいつの間にかどこへやら。。こちらの質問にも笑顔で答えて下さって・・・
行って良かったです。宿田曽漁港。。
市場にいらっしゃった皆さん・・・どうもありがとうございました。
プランクトンが豊富な黒潮にのって泳いでくるお魚の格別美味しい南伊勢の海。。
とても穏やかで・・・ そんな海にぴったりの穏やかで優しい人たち・・・
そしてそんな海に自然と集まり、優雅に行き交う沢山のカモメたち。。
ただ食べて生きていくために・・・
季節はまだまだ寒い日が続きますが、男あまさんの身の安全と豊漁を祈ってます。
三重県度会郡南伊勢町 宿浦で過ごした穏やかな午後でした。
くまの灘漁協 宿田曽市場
三重県度会郡南伊勢町宿浦1114-1
この記事のライター紹介
伊勢乃志摩子WEBデザイナー&カメラマン&ブロガー&ユーチューバー
住まい:三重県志摩市横山展望台から見える伊勢志摩国立公園の中
高校時代からの趣味は写真📷ウェブサイト制作歴 22年
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2000年 ウェブサイト制作事業スタート
2016年 S・O・L・A・R・I・S始動
コマーシャルフォト・ポートレイト撮影
アルバム、フォトブック、パンフレット、名刺など印刷物制作、動画制作、SNS指導もやってます。
気まぐれに地域情報を投稿しています。
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