日本神話の神様

御祭神はオオヤマツミノカミとコノハナサクヤビメ 大山祇神社・子安神社(伊勢神宮内宮)

伊勢神宮 内宮の宇治橋の鳥居をくぐり、宇治橋を渡って、正面を真っ直ぐ歩いて行くと「大山祇神社」と「子安神社」があります。

神宮のホームページに

「大山祇神社は、神路山の入口の守護神である大山祇神をお祀りし、古くは山神社と呼ばれていました。子安神社は大山祇神の娘神である木華開耶姫命をお祀りし、地元の方からは、安産、子授けの神として崇敬されています。大山祇神社も子安神社も共に内宮の所管社です。」とあります。

鳥居をくぐったところに

子安神社 (御祭神 木華開耶姫命)

 

大山祇神社(御祭神 大山祇神)

古事記での名前の表記は違っても、オオヤマツミノカミとコノハナサクヤビメの親子が御祭神なのですね。

 

古事記でのお話では、天照大御神の孫 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天孫降臨し、木花之佐久夜毘売(このはなさくやびめ)に一目惚れし求婚しました。

コノハナサクヤビメの父、オオヤマツミノカミが、姉の石長比売(イワナガヒメ)も差し出したんですけど、容姿が醜かったためにイワナガヒメだけを送り返したんです。
天孫が岩のように永遠のものとなるように、イワナガヒメを差し出したのに、そのことがきっかけで神々に寿命が与えられてしまいました。

コノハナサクヤビメはニニギの子を身籠りますが、自分の子ではないのでは?と疑われたため、疑いを晴らすために誓約をして産屋に入り、「天津神である邇邇芸命の本当の子なら何があっても無事に産まれるはずです。」と言い産屋に火を放ち、火照命(

ほでりのみこと)・火須勢理命(ほすせりのみこと)・火遠理命の三柱を産みました。そしてその火遠理命(ほおりのみこと)の孫が初代天皇の神武天皇となります。・・・・

 

子安神社は安産や子育ての神としてご利益があります。

 

伊勢神宮内宮には何度も足をはこんでいるのに一度もお参りをしたことのなかった神社ですが、

古事記に登場する神様たちの名前とその物語、知って神社参拝をするとさらに親しみも増してくる気がします。

 

この記事のライター紹介
伊勢乃志摩子
WEBデザイナー&カメラマン&ブロガー&ユーチューバー
住まい:三重県志摩市横山展望台から見える伊勢志摩国立公園の中
高校時代からの趣味は写真📷ウェブサイト制作歴 22年

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2000年 ウェブサイト制作事業スタート
2016年  S・O・L・A・R・I・S始動 
コマーシャルフォト・ポートレイト撮影
アルバム、フォトブック、パンフレット、名刺など印刷物制作、動画制作、SNS指導もやってます。
気まぐれに地域情報を投稿しています。
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