ある夏の暑い日、台所で食器洗いをしていると
長女「おかあさん。宿題なんやけど」ってプリントと鉛筆を持ってきてテーブルに座る。
長女「私がお母さんのお腹の中にいるときどんなんやった??」
私「すっごい元気やったよ! パンチとかキックしてお腹の中でボコボコよう動いとったよ。」
長女 「お母さんはどう思ってたん?」
私 「早く会いたいなーーって待ち遠しくてたまらんかったよ。」
長女 「私が小さいときってどんな子やった?」
私 「ちょっと離れるだけで泣くからトイレも連れて入ってたし、あらいものするときはいっつもオンブ紐でオンブしてやってたよ。
・・・長女の質問はどんどん続き、「お母さんは仕事をしていて楽しいときはどんな時??」
私「取材してるときが一番楽しい」
長女 「辛いときは??」
私 「パソコンですわりっぱなしやと足がむくんで歩くのが辛いし、右手がキンキンに張ってくるときかなーー。
そんな会話がずっと続き、長女は学校で作文を書き、先日 長女がその作文を発表する日がやってきました。
先生と前もっての打ち合わせで、その作文の内容に合うような写真や、仕事で使っているカメラやタブレットを持参して授業に行ってきました。
子供たちにいっぱい質問もされて、ドギマギ・・・8歳とはいえどもう大人やなー。立派に善悪の判断もしているし、鋭くて、純粋で、汚れがなくて、打算的な心もなく・・・そんなピュアで真っすぐな子供たちを見ていると、大人の世界にうんざりしてしまうほどでした。
その授業が終わって長女から手紙をもらうのですが、それを読んでちょっとのどが痛くなりました。。
長女も、感謝の気持ちとか恥ずかしくて口に出して言うのが苦手なタイプなのか、文章にすると「そんなふうに思ってくれてたんやー」って思いがけないメッセージが書いてあり本当に嬉しかったです。
やっぱり8歳ってちゃんといろんなことを見てるし判断してるし、もしかしたら大人より大人かもしれないって思ったのでありました。
この授業は子供が親の話を聞き取り理解し、文章にする力がどれだけあるかも解りますが、それだけでなく、今まで母と娘の間でしたことがなかった会話を引き出させてくれる良い機会になりました。
そして、子育てのことも仕事のことも初心を想いださせてくれる奥の深い授業でした。
この記事のライター紹介
伊勢乃志摩子WEBデザイナー&カメラマン&ブロガー&ユーチューバー
住まい:三重県志摩市横山展望台から見える伊勢志摩国立公園の中
高校時代からの趣味は写真📷ウェブサイト制作歴 22年
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2000年 ウェブサイト制作事業スタート
2016年 S・O・L・A・R・I・S始動
コマーシャルフォト・ポートレイト撮影
アルバム、フォトブック、パンフレット、名刺など印刷物制作、動画制作、SNS指導もやってます。
気まぐれに地域情報を投稿しています。
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