伊勢志摩の観光

伊雑宮のおもてなし処・御師の家 (志摩市磯部町上之郷)

 

2月21日(木) 皇大神宮別宮 伊雑宮境内

その隣接地に、神宮参拝者をもてなした御師(おんし)の家を再現した施設「伊雑宮のおもてなし処・御師の家」があります。

御師を先祖に持つ森和夫さん(81歳)のお話によりますと
「旅人をおもてなしをしたい・・・奉仕の気持ちで御師の米を差しあげています。」
「昔、皆さんがお参りに来るのが精一杯で、帰りはお金も食べ物も何もなし。ですから国へ帰るのが大変だった。そこで御師のおもてなしとして、少しの物ですがいただいて帰って下さい。どうかご無事でお国へお帰り下さい。そして又、来年も良かったらお参りに来て下さい。というおもてなしをさせて頂いて現在に至ってます。。」と話して下さいました。
昨年10月末に築100年の自宅を改修し、一般開放されました。
中に入らせて頂くと伊雑宮御田植祭(いざわのみやおたうえまつり)の写真などが飾られ、伊雑宮参拝のしおりや磯部町の観光案内のパンフレットなども置かれています。
軒先には、御師の米以外にもみかんやチョコレートが置かれていて、「良かったらどうぞ」と声をかけて下さいました。
生まれてから81年間、ずっとこの磯部で暮らしてこられた森さん。
国の重要無形民俗文化財に指定されている「磯部の御神田」の話もしてくださいました。
踊りこみの唄の一節である「サァー エイエイ シャントセ」は神様への祈りの言葉で
「サー」は始まりの第一声の掛け声のようなもので、植えた苗を丈夫に育てて下さい。健康と幸せをおさずけ下さい。といった祈りが込められているそうです。
昨年の御田植祭りの踊りこみの様子 志摩子ブログ>>>http://isenosimako.com/?eid=687
伊雑宮 元御師 森新
伊雑宮の歴史などがこちらwikipediaに掲載されています。>>>
一般には「イゾウグウ」とよばれ、皇大神宮(内宮)の別宮で古くから「天照大神の遥宮」と称され、御祭神は天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)です。
恒例および臨時の祭典は、内宮に準じて行われ、二十年ごとに式年遷宮も行われます。(伊雑宮参拝のしおりより抜粋)
この記事のライター紹介
伊勢乃志摩子
WEBデザイナー&カメラマン&ブロガー&ユーチューバー
住まい:三重県志摩市横山展望台から見える伊勢志摩国立公園の中
高校時代からの趣味は写真📷ウェブサイト制作歴 22年

profile
2000年 ウェブサイト制作事業スタート
2016年  S・O・L・A・R・I・S始動 
コマーシャルフォト・ポートレイト撮影
アルバム、フォトブック、パンフレット、名刺など印刷物制作、動画制作、SNS指導もやってます。
気まぐれに地域情報を投稿しています。
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