神恩に感謝を捧げ、国民の平和を祈って行われる春の神楽祭 伊勢神宮内宮神苑 特別舞台にて一般公開されました。
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振鉾(えんぶ) 舞楽にあたり初めに奏されます。振鉾は古代中国の故事に由来し、左方と右方の舞人が鉾を振り天地を鎮め安んじて、天下泰平を言祝ぐめでたい舞楽です。鉾で天地をはらうことから舞台を祓い清める舞楽ともされます。 舞人は襲装束で左方は赤の袍に金色の鉾、右方は緑の袍に銀色の鉾を執って舞います。
ーーーーーーーーーーーーーーー 胡飲酒(こんじゅ) 胡飲酒(こんじゅ)の別名を酔胡楽(すいこらく) 宴飲楽(えんいんらく)とも呼ばれ、古代中国の北方民族の王が酒に酔い舞った姿に由来されるものとたれています。
ーーーーーーーーーーーーーーー 胡蝶(こちょう) 平安時代中頃、宇多上皇が童相撲をご覧になる際、藤原忠房が曲を、敦実親王が舞を作られました。左方の舞楽「迦陵頻」と共に、童子の舞として名高い曲です。 装束は彩の様々な蝶の刺繍が施された萌黄色の袍を着け、背には極彩色の大きな蝶の羽を負い、蝶が花から花へと飛び、舞い遊ぶ情景を思わせます。
ーーーーーーーーーーーーーーー 長慶子(ちょうげいし) 平安時代中期の雅楽の名手、源博雅の作曲と伝えられます。よく整った格式の高い曲とされ、舞を伴わないものの舞楽曲に分類される特殊曲で、舞楽終了の際には、退出をもよおす退出音声として奏されます。
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雅楽とは
雅楽と呼ばれている音楽は、飛鳥・奈良時代から平安時代の初めにかけて中国大陸や朝鮮半島などから日本に伝来した音楽と、わが国で古来より行われた音楽(神楽歌など)の総称。中国や朝鮮では王朝の交代などに伴って早くに途絶えましたが、わが国に伝来した雅楽は宮中の儀式や社寺の祭礼に用いられて、今日まで連綿として伝承されてまいりました。
神宮舞楽解説より
4月28日(金)・29日(土・祝)・30日(日) 公開舞楽 午前11時・午後2時 (内宮神苑) 三重県伊勢市宇治館町1 内宮神苑
YOUTUBE
https://youtu.be/cK3k9m99xiA
0:00 振鉾(えんぶ) 2:17 胡飲酒(こんじゅ) 12:29 胡蝶(こちょう) 22:37 長慶子(ちょうげいし)
この記事のライター紹介

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2016年 S・O・L・A・R・I・S始動
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