伊勢志摩の特産品のお話とお取り寄せ

あおさが出来るまでの作業工程② : 竹を切る作業

 山本裕司さんのお話を伺って、とてもお会いしたかったおじいちゃん(81歳、現役でアオサ養殖をしている) 本日お会いすることが出来ました。
先日、アオサの養殖の作業工程のひとつ、英虞湾に竹を打つ作業を見せて頂きましたが、
今日はその竹を切る作業を見せて頂きました。



おじいちゃんと孫のコンビネーション かなりいい感じです。

機敏でとても81歳とは思えない、肉体労働なのにも関わらず、全く疲れが見えません。

おばあちゃんも、長くて重い竹をせっせと運びます。もう脱帽です。

今日はこんなお天気なので内瀬には行かず、竹を切られました。
そのおかげで、おじいちゃんからいろんな貴重なお話を伺うことが出来ました。

おじいちゃんの名前は”浜口幸平さん”81歳(18歳と嘘をつく^^;)
おばあちゃんは”すみさん”75歳(56歳と嘘をつく^^;)
「じゃあ私ははたち」とつられて嘘をつく^^;
おじいちゃんは最初から漁師で、30代で波切で初めてアオサに携わった人。
アオサは1年仕事。6月は少し暇も出来るけど、ほぼ1年を通して何らかの仕事に追われているそうです。長年やってきて、アオサが1㎏1万円で売れた時期もあったけど、たったの500円という時もあったそうです。天候によって出来が違い、台風などで本当に泣きたいくらいの収穫量の時期もあったそうです。
「肥料網」といって、網に樹脂を塗るときに肥料も混ぜて塗るので成長が良くなるそうです。

↑ このようにアオサの収穫の頃、竹はかなりの太さに膨らんでいて、再利用できないものもあるので
毎年、竹屋さんで新たに1000本の竹を買いつけ、竹の先をとがらせる。



いろいろおじいちゃんに質問を投げかけると、志摩地方独特の方言でゆっくり丁寧に教えて下さるおじいちゃん。そんなおじいちゃんの話をニコニコ見守るように聞いているおばあちゃん。
お互いを見る眼差しから、長きに渡り仕事も家庭も苦楽を共にしてこられたご夫婦の深い絆が伝わってきました。
今日は貴重なお話を聞かせて頂き、本当にありがとうございました。
これからも邪魔にならない程度にお邪魔させて下さい。楽しみにしていますので宜しくお願い致します。
あおさが出来るまでの作業工程・一覧→★

山本裕司さんへのお問合せ
ケータイ:09078685329
lo-u-l96l-u-ol@softbank.ne.jp
注)PCメールからは受け取れない場合があります。

この記事のライター紹介
伊勢乃志摩子
WEBデザイナー&カメラマン&ブロガー&ユーチューバー
住まい:三重県志摩市横山展望台から見える伊勢志摩国立公園の中
高校時代からの趣味は写真📷ウェブサイト制作歴 22年

profile
2000年 ウェブサイト制作事業スタート
2016年  S・O・L・A・R・I・S始動 
コマーシャルフォト・ポートレイト撮影
アルバム、フォトブック、パンフレット、名刺など印刷物制作、動画制作、SNS指導もやってます。
気まぐれに地域情報を投稿しています。
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