伊勢志摩の祭り

海女による鮑採り・稚貝放流 (御潜神事の再現 / 鳥羽・国崎 前の浜にて  

そしていよいよ90人の海女が太鼓の合図とともに鮑の漁に沖へと向かいます。
海女さんにお茶が配られ、ほんの少しの休憩後、2回目の漁です。
2回目の漁が終わると
稚貝放流についての説明がありました。
網に入った鮑の稚貝
3回目はこの稚貝を放流するために沖へ向かいました。
放流が終わり浜に戻ります。
解散の挨拶とともに帰る支度をする海女さんには安堵の表情が伺えました。
セーラー服のお姉さんはイモトアヤコさん。
中京テレビのイッテQかな?と・・カメラマンさんが教えてくださいました。
<関連記事>
<志摩子リポート>
国崎と書いて「くざき」と呼びますが、南鳥羽・相差からさらに奥にあります。
10時から始まる御潜神事の会場となる老の浜(前の浜)には8時に到着しましたが
既に三脚の場所取りをしている人や、釣り場の風景撮影を楽しまれている人・・・
そしてしばらくすると続々と軽トラで海女さんが到着。
海女さんたちの会話に耳を傾けてみると、海女の磯着でも地区地区により特徴があるみたいでファッションチェックみたいな会話でした。海女さんに女を感じました^^
集まった海女さんの数も凄かったですけど、集まった一眼レフカメラマンさんの数には圧倒されました。
神事が始まったとたんにケンカをおっぱじめるカメラマンさんたちも見かけますが・・・
たとえば「はよ撮って後ろ下がりない!! みんな撮りたいんやで!!」とか。汗。。
もう皆さん必死です!!夢中になりすぎて気がつくと知らない間に波で足元ぬらしてしまうし。。という志摩子もやっちゃいましたが。
素早く行動しないとファインダーの中にはとあっというまに海女さんよりカメラマンさんが目立って入ってきてしまいます。笑い。
でも遠くからこんなにも沢山の人が集まってくるくらいの魅力がある神事だったんですね。
海女さんに負けないくらいパワフルなアマチュアカメラマンさんたちでした。
お祭りの行き先々で顔見知りになっていき声をかけて頂くのでついつい宣伝癖の口癖で「伊勢乃志摩子 yahooで検索して下さい!」って言いまくってしまうのですが、そういう会話のやりとりがご縁のきっかけになり、まだまだ未熟者の志摩子に皆様おおらかな気持ちで親切にアドバイスとか場所を譲って下さったりします。
この場を借りて感謝申し上げます。
最後になりましたが、本題の御潜神事の再現について。
やっぱり90人という人数の海女さんが海女桶などの道具をもち国崎の海の沖の方で素潜りをする姿。。めったには見れない光景ですし、こういう光景は遥か昔に行われていたことなんだと思うと感動しました。先日の磯部の御神田も、今日の御潜神事も伊勢神宮と深くかかわりのあるお祭り。今日の鮑も伊勢神宮に奉納されるそうです。
息をしないで海に潜っては次のための深い息継ぎをしの繰り返しは想像を絶する疲労度だろうなーと心配にもなったり。。それでも海女さんは決して疲れた顔をしない。仲間と大きな声、方言でおおらかに笑いあう。そういう光景を見ているだけで元気モリモリ頂けてしまいます!!
テレビのあまちゃん効果もあり、海女さんが全国的に注目を浴びていますが、演技や写真だけでは伝わらない本物の・・・現役の海女さんと是非会話をしてほしいです。むちゃくちゃ楽しくなってしまいますよ!
今日は沢山の報道局が来られていましたので、そんな現役海女さんの仕草も見れるかもしれません。
そして諸事情で途絶えていたこの御潜神事をお見逃しなく是非番組内容をチェックしてご覧頂きたいです。
なんかとりとめのない内容になってしまいましたが、以上!! 志摩子リポートでした!
場所:鳥羽市国崎町 老の浜
交通:鳥羽バ
スセンターからかもめバスで45分国崎下車

主催 海女文化世界遺産登録応援事業実行委員会 
電話番号 0599-25-3019

鳥羽市観光協会詳細ホームページ>>>http://www.toba.gr.jp/mikaduki/

この記事のライター紹介
伊勢乃志摩子
WEBデザイナー&カメラマン&ブロガー&ユーチューバー
住まい:三重県志摩市横山展望台から見える伊勢志摩国立公園の中
高校時代からの趣味は写真📷ウェブサイト制作歴 22年

profile
2000年 ウェブサイト制作事業スタート
2016年  S・O・L・A・R・I・S始動 
コマーシャルフォト・ポートレイト撮影
アルバム、フォトブック、パンフレット、名刺など印刷物制作、動画制作、SNS指導もやってます。
気まぐれに地域情報を投稿しています。
取材や掲載希望の方はお問合せフォームよりご連絡ください。お仕事のご依頼も大歓迎です!!
>>お問い合わせ先<<

関連記事

  1. 鵜方獅子舞神事 (2016年1月3日 志摩市阿児町鵜方・宇賀多神…
  2. 神御衣の素材 荒妙(あらたえ)の奉職 / 神麻続機殿(かんおみは…
  3. 平成26年の潮かけ祭り ・ 海水のかけ合い② (志摩町和具)
  4. ⑦ 伊雑宮御田植祭 : 千秋楽の仕舞
  5. 斎王の徒然日記も必見です。
  6. ② 2012年 志摩の渦見潟御厨祭(うずみがたみくりやまつり)/…
  7. 御田植神事 伊雑宮御田植祭(志摩市磯部町)
  8. 御田植祭(伊雑宮) 其ノ一 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

アーカイブ

PAGE TOP