潮かけ祭り、正式には「和具の大島祭」は780年以上も続く奇祭です。
文献では承久3年、海の安全を守る市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)という女の神様が年に一度、旧暦の6月1日に、祀られている和具の八雲神社から、2kmほど離れた無人島の大島にある祠に里帰りするということから行われるものだそうです。
まんどう船(満胴船)は船の胴の間(船中部の漁獲物を入れる場所)に
漁獲物が満載できる」という意味からだそうで、和具で一番新しい船が選ばれるそうです。
ちなみにこの大島祭・・・古くは神様の祭りという意味で「じんじん(神々)」とも呼ばれていたそうです。
大島に上陸すると、漁師や海女さんがその朝に獲った鮑や鰹など新鮮な海の幸を奉納し、1年の海上安全と豊漁を祈願します。
厳粛に神事が執り行われたあと、参列されている方たちにお神酒や鮑、サザエやカツオなどの海産物とお神酒などがふるまわれます。
そしていよいよ大島を離れお互いに「けがれを祓い浄める」という意味での海水の掛け合いが始まります。
和具漁港に到着しても待っている人達とかけあい。水鉄砲で真顔で攻撃してくる男の子が可愛かった~。
いつまでも終わりそうに潮かけ祭りなのでした。
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2016年 S・O・L・A・R・I・S始動
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