伊勢志摩の祭り

2013年のしろんご祭り(鳥羽・菅島) ①

鳥羽から市営定期船で約20分の船旅で菅島(すがしま)という離れ島に到着します。

今日は地元の人から「しろんごさん」と呼ばれ700年も続いてきたお祭り「しろんご祭り」に行ってきました。

しろんご祭りは、鳥羽・菅島の白髭(しらひげ)に大漁と海上安全を祈念する祭り。

 「しろんご」とは島の守護神「白髭大明神」の「白髭」が菅島風になのったもの。

海女たちが、祭りの日にのみアワビ漁が許される神聖な浜で、神社に奉納する

【まねきアワビ】を採るために競い合う。

 アワビには、「赤アワビと黒アワビの2種類があり、漁を開始してから最初に採られた

赤黒つがいのアワビが【まねきアワビ】とされ、これを手にした海女は、

海女頭として一年間、島女たちの尊敬を集めることになる。

(菅島祭典実行委員会より配布された資料より)
お問い合せ先:鳥羽市菅島町3番地 0599-34-2318

普段は禁漁区となっている「しろんご浜」で海女さんたちがおはらいを受ける神事のあと、

ほら貝の合図とともに漁を始めます。

そして間もなく菅島漁港から出発した奉祝海上パレードが次々に入ってきました。
今年のちびっこ海女さんたちです。
雌雄一対の鮑を「まねき鮑」と言い、「まねき鮑」を一番に獲った女性が、一年間海女頭として崇められ、豊漁が約束されると伝えられていますが、今年は漁自体は多いものの、つがいで見つけるのには時間がかかってしまったようです。

しばらくして海女の村田久代さん(50)が手をあげて相図をし、沖のほうで旗があがりました。

ツガイの鮑は奉納海女の松村奈美さん(19)に渡され、

松村さんは鮑の計測に行きます。

その後、白髭神社まで運び、鮑を奉納する神事が始まりました。



いつもはこの鮑を一切れづつ頂いてしまうのですが、浜が気になり・・・
白髭神社からしろんご浜に向かう階段を降りていきました。続きます。
この記事のライター紹介
伊勢乃志摩子
WEBデザイナー&カメラマン&ブロガー&ユーチューバー
住まい:三重県志摩市横山展望台から見える伊勢志摩国立公園の中
高校時代からの趣味は写真📷ウェブサイト制作歴 22年

profile
2000年 ウェブサイト制作事業スタート
2016年  S・O・L・A・R・I・S始動 
コマーシャルフォト・ポートレイト撮影
アルバム、フォトブック、パンフレット、名刺など印刷物制作、動画制作、SNS指導もやってます。
気まぐれに地域情報を投稿しています。
取材や掲載希望の方はお問合せフォームよりご連絡ください。お仕事のご依頼も大歓迎です!!
>>お問い合わせ先<<

関連記事

  1. わらじ祭り: わらじ曳き神事 (志摩市大王町 波切神社)
  2. 平成26年の潮かけ祭り 和具漁港でも潮かけで盛り上がり (志摩町…
  3. 潮かけ祭りが終わって・・・
  4. 楠の宮例大祭 お祭りが始まる前のひとコマ
  5. 6/4(土)は伊勢えび祭 (志摩市浜島町)
  6. 大王町船越の火まつり・トトツリアイ
  7. ② 伊雑宮 御田植祭: 御料田に参者する。
  8. 斎王の徒然日記も必見です。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

アーカイブ

PAGE TOP