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饒速日尊(にぎはやひのみこと)の神話でのエピソード(東大阪市・石切劔箭神社)

呼び慣れていた「石切神社」の正式名称は「石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)」というそうです。
その建物のてっぺんにも象徴しているように、日本神話で神武天皇よりも先に大和の国に天孫降臨をしていた邇芸速日命(にぎはやひのみこと)が御祭神であることを現しているのでしょう。
邇芸速日命は物部氏の祖神。

御朱印をいただく崇敬会館には、ニギハヤヒと神話のエピソードが描かれていました。

十種神寶(とくさのかんだから )拝受図 / 奉納・阪野智啓

饒速日命(にぎはやひのみこと)が降臨される際に十種神寶(とくさのかんだから )を天照大神から授かる様子を描いています。

十種神寶は人心や病を治めるための瑞宝の総称です。

・沖津鏡(おきつかがみ)
・辺津鏡(へつかがみ)
・八握剣(やつかのつるぎ)
・生玉(いくたま)
・死返玉(よみかえしのたま)
・足玉(たるたま)
・道返玉(みちかえしのたま)
・蛇比礼(へみのひれ)
・蜂比礼(はちのひれ)
・品物之比礼(くさぐさのもののひれ)

饒速日尊降臨図 / 奉納・阪野智啓

当神社の御祭神である饒速日尊が天照大神の神勅を受けて我が国を治めるために天降られた様子を描いています。
饒速日尊は天孫 邇邇芸命(ににぎのみこと)の兄神にあたり、河内国河上峯哮(たけるがみね)現在の生駒山周辺に先に天降ってきたことが「先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)」に記されています。
当地を見事に治めた饒速日尊は御東征されてきた神武天皇に国譲りを行い、ここに大和の平定は完成し我が国の基いが橿原の地に開かれました。
降臨図は大抵の神道絵画では天空より降ってくる様子が描かれますが、作者は海道を天磐船で向かう構図を採用しています。

御朱印をいただいてから


石切参道商店街を歩きました。なんとも昭和レトロチックでここだけは何も変わっていなくて、ウルウルしてしまいました。

石切参道商店街 NHKのテレビ局がきていました。

動画を撮りました。雰囲気みてください^^

この記事のライター紹介
伊勢乃志摩子
WEBデザイナー&カメラマン&ブロガー&ユーチューバー
住まい:三重県志摩市横山展望台から見える伊勢志摩国立公園の中
高校時代からの趣味は写真📷ウェブサイト制作歴 22年

profile
2000年 ウェブサイト制作事業スタート
2016年  S・O・L・A・R・I・S始動 
コマーシャルフォト・ポートレイト撮影
アルバム、フォトブック、パンフレット、名刺など印刷物制作、動画制作、SNS指導もやってます。
気まぐれに地域情報を投稿しています。
取材や掲載希望の方はお問合せフォームよりご連絡ください。お仕事のご依頼も大歓迎です!!
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