日本神話の神様

大祓詞(おほはらへのことば)の中で唱えられる水の神様 瀬織津姫(セオリツヒメ)

瀬織津姫は、神道の祝詞 大祓詞にでてくる水を司る神様

地球や命、私たちの生活にも必要な水。人々の罪、穢れなどの不浄を海や川の水の勢いで清めてくださるという重要な役割を果たす神様なのにも関わらず、古事記や日本書紀には一切登場しないので、謎の多い神様として諸説いろいろと書籍などで考察がなされています。

『大祓詞(おおはらえのことば)』は、神道の祭祀に用いられる祝詞の一つで、神社本庁包括下の神社では、毎日神前にて唱えられているそうです。

大祓詞(おほはらへのことば) の後半に

「遺る罪は在らじと。(のこるつみはあらじと。)
祓へ給ひ清め給ふ事を。(はらへたまひきよめたまふことを。)
高山の末。(たかやまのすえ。)
低山の末より。(ひきやまのすえより。)
佐久那太理に落ち多岐つ。(さくなだりにおちたきつ。)
早川の瀬に坐す。(はやかわのせにます。)
瀬織津比売と伝ふ神。(せおりつひめといふかみ。)
大海原に持出でなむ。(おおうなばらにもちいでなむ。)」

短くわかりやすく訳すと
「大祓詞(おおはらえのことば)により祓われた穢れは、渓流の瀬にいらっしゃる瀬織津姫が大海原に運んでくださる。」ということになるのでしょう。

外宮の神職「渡会氏」が興した神道五部書と呼ばれる「伊勢神道」の書物の一つの「倭姫命世記(やまとひめのみことせいき)」には、「皇太神宮荒魂、一名、瀬織津比咩神(天照大御神の荒魂、そのまたの名を瀬織津姫命といい・・)」とあり、他にも『天照坐伊勢二所皇太神宮御鎮座次第記』『伊勢二所皇太神宮御鎮座伝記』『中臣祓訓解』において、伊勢神宮内宮別宮荒祭宮の祭神の別名が「瀬織津姫」であると記述されているそうです。

■天照大神の荒魂としての瀬織津姫を祭神とする神社

伊勢神宮内宮 / 荒祭宮(三重県伊勢市)
御霊神社(大阪府大阪市中央区)
山口大神宮(山口県山口市)
廣田神社(兵庫県西宮市大社町)
朝宮神社(徳島県名東郡佐那河内村)
和布刈神社(福岡県北九州市門司区)

正宮の参拝を終え、御稲御倉から荒祭宮に向かう石段を降りていくと「踏まぬ石」があります。

天から降ってきたパワーストーンという噂があり、踏んではいけない石だそうです。

この記事のライター紹介
伊勢乃志摩子
WEBデザイナー&カメラマン&ブロガー&ユーチューバー
住まい:三重県志摩市横山展望台から見える伊勢志摩国立公園の中
高校時代からの趣味は写真📷ウェブサイト制作歴 22年

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2000年 ウェブサイト制作事業スタート
2016年  S・O・L・A・R・I・S始動 
コマーシャルフォト・ポートレイト撮影
アルバム、フォトブック、パンフレット、名刺など印刷物制作、動画制作、SNS指導もやってます。
気まぐれに地域情報を投稿しています。
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